ニュース

プライムビデオ、2025年から「広告」表示開始

Amazon Prime Video(プライムビデオ)は、2025年からドラマ番組や映画などで、制限付きで広告表示を開始する。

プライムビデオは、Amazon プライム会員向けの映像配信サービス。年間5,900円、月間600円でプライム会員になることで、多くのドラマや映画、番組のほか、アマゾンのオリジナル作品などを楽しめるようになる。プライム会員では、配送特典や、限定割引、セールイベントなどの多くの優待があるが、その中でもプライムビデオは人気のサービスとなっている。

プライムビデオは、人気映画やテレビ番組、Amazon Original作品、スポーツのライブ配信などを展開してきた。これまでは番組紹介以外、コンテンツに広告は入っていなかったが、2025年からは日本でもプライムビデオの配信番組と映画に、制限付きで広告が表示される。

Amazonでは、「従来のテレビや他の動画配信サービスよりも、広告の表示回数を有意に減らすことを目指している」と説明。また、広告なしの新しいオプションの提供も予定しており、料金は後日発表するという。Amazonプライム会員には、プライムビデオでの広告表示開始の数週間前に、広告なしのオプションを申し込む方法をメールで通知する。

映像配信サービス各社では、広告付きのプランの導入が続いている。サービス開始から広告なしだったNetflixは、2022年から広告付きプランを展開しており、広告つきスタンダードは月額890円。ABEMAプレミアム(月額1,080円)でも、月額580円で広告付きの「広告つきABEMAプレミアム」を11日から開始している。