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「ゆうちょ銀行ビジネスカード」開始 三井住友カードと提携
2024年10月16日 12:35
ゆうちょ銀行は三井住友カードと提携し、法人向けクレジットカード「ゆうちょ銀行ビジネスカード」の取り扱いを11月1日に開始する。ゆうちょ銀行はカードの勧誘などの業務を担当し、三井住友カードがカードを提供する。
同カードのメリットとして、経費精算の合理化、市販の会計ソフトへの利用明細データの取り込みが可能、交通費精算の合理化の3つを挙げる。
経費精算においては、事業活動における支払いで利用することで、出張費・接待費・広告費などの支払先への振込に係る手数料を削減できる。また、カード利用明細書で利用状況が一目で把握できるため、経費の見える化に繋がる。
会計ソフトとの連携については、利用明細データを会計ソフトに取り込むことで、経理処理を効率化できる。
交通費精算については、年会費無料でETCカードを追加可能。1枚の法人カードで複数枚のETCカード発行もできる。入会翌年度以降、前年度に一度もETC利用の請求がない場合は、ETCカード年会費550円が発生する。
ゆうちょ銀行ビジネスカードの国際ブランドはVisa。一般カードとゴールドカードを用意する。申込対象は法人(カード使用者20名以下が目安)で、個人事業主は申し込み不可。申し込みは三井住友カードWebサイトで受け付ける。
年会費は、一般カードが使用者1名1,375円、2名から1名につき440円、ゴールドカードが使用者1名11,000円、2名から1名につき2,200円。
マネーフォワードとの提携も開始
ゆうちょ銀行は法人向けサービスとしてビジネスカードのほか、マネーフォワードと提携し、中小規模の法人向け「ゆうちょ銀行 Mikatano シリーズ」の取り扱いを11月1日に開始する。ゆうちょ銀行は勧誘等の媒介業務を担当し、マネーフォワードがサービスを提供する。
同サービスは、発行・受領済みの請求書管理や、資金管理、書類保存、スケジュール・勤怠管理等をオンラインで可能にする、中小企業向けDX支援サービス。インターネットにアクセスできる環境があれば、個人事業主から法人まで幅広く利用できる。
サービスは「Mikatano 資金管理」「Mikatano ワークス」「Mikatano インボイス管理」の3つを用意。料金はプランにより、月額3,300円から8,250円。