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CEATEC 2024開幕  幕張からデジタルイノベーションを発信

デジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC 2024」が千葉 幕張メッセで開幕した。開催期間は10月15日~18日。入場は無料だが、会場参加やカンファレンス聴講、オンラインセッション視聴などには事前予約が必要となる。

2000年に第1回が開催されたCEATEC。かつては「家電ショー」として知られたが、2016年に脱・家電見本市を宣言、Society 5.0の実現を打ち出して「CPS/IoT」と「共創」の展示会に転換した。2024年は、「イノベーター10万人のための共創」を目標とし、展示を「見て」、カンファレンスを「聴く」、共創に向けて「動き出す」など、「デジタルイノベーションの総合展」を目指している。今回は、日本自動車工業会が主催する「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK」との初の併催となり、ホール1/2では、自動車関連の展示が行われる。主催は電子情報技術産業協会(JEITA)。

全体では、幕張メッセのホール1からホール8までを活用。「General Exhibits」「AI for All」「パートナーズパーク」「ネクストジェネレーションパーク」「グローバルパーク」に808社/団体が出展する。

ソニーやパナソニック、シャープ、三菱電機、日立製作所などのかつての「電機メーカーも多数展示しているが、その内容は自動車、AI、部品など多岐にわたる。ただし、いわゆる家電をそのまま展示するブースはほとんど無い。

ソニーは、クルマの技術やイメージセンサーなどを紹介
富士通や日立はAI軸
シャープブースでは屋外対応 A0サイズ「ePoster」をアピール。バッテリとソーラーパネル、LGWANの通信機能でほぼスタンドアロンで動作できる
シャープは隈研吾デザインの空気清浄機も
サイバーエージェントはリテール向けのAI技術などを紹介

25周年特別企画として「AI for ALL」を展開し、AIのビジネス活用についても紹介している。また、デジタル田園都市国家構想など18のテーマを掲げるパートナーズパークなど、官民連携を想定した展示も行なわれている。コンファレンスは、200以上のセッションを展開する。