125gの高性能XRグラス「MiRZA」10月16日発売

NTT QONOQ Devices(コノキューデバイス)は、メガネ型のXRデバイス「MiRZA」(ミルザ)を16日に発売する。価格は248,000円。全国のドコモショップと、一部通販サイトで取り扱われる。

「MiRZA」(XRD-T01)は、9月9日に発表されていたXRグラス(メガネ型XRデバイス)で、発売日が決定した形。企画から設計、開発、製造まですべて日本国内で行なった“JAPAN MADE”を謳うほか、Snapdragon AR2 Gen 1を世界ではじめて搭載する高性能デバイスとなる。スマートフォンと無線で接続して利用するスタイルで、軽量・ケーブルレスでユーザーの動きを制限しない使いやすさを実現した。

クリアなレンズと、約125gという軽さが特徴のメガネ型デザインを採用。外出時のコミュニケーションシーンでも活躍するという。明るくフルHDの高画質で、はっきりと見える視環境を実現しながら、6DoFコンテンツを現実空間にシームレスに融合させて、自分だけのワークスペースを作り出せる。MiRZAインサートレンズ用フレームにより視力補正にも対応、パリミキが視力補正レンズを発売する。

個人向けの販売チャネルは、全国のドコモショップのほか、ドコモオンラインショップ、ひかりTVショッピング 楽天店、ひかりTVショッピング Yahoo!店、dショッピング ダイレクト、Amazon.co.jpを予定する。

通信機能はWi-Fi 6EとBluetooth 5.0。ディスプレイは解像度が1,920×1,080ピクセル(フルHD)、視野角は対角45度。輝度は約1,000nits。光学装置はMicroLEDで両眼フルカラー。光学モジュールはLetinAR社独自の薄型ミラーバー方式を採用する。

正面にRGBカメラを1つ、側面にモノクロカメラを2つ搭載する。マイク、スピーカーも内蔵。操作用のタッチセンサーのほか、近接・照度センサーを備える。

内蔵バッテリーによる連続駆動時間は1～1.5時間。充電時間は2時間以下。

本体サイズは使用時が約187×45×184mm(幅×高さ×奥行き)、収納時が約187×45×96mm(同)。重量は約125g。