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松坂屋名古屋店、大規模リニューアル 5フロア・77店舗が11~12月オープン

本館4階 新ファッションゾーンイメージ

松坂屋名古屋店は、本館・北館において計8フロアを対象とする大規模リニューアルを実施している。このうち5つのフロアが、11月20日から12月10日にかけて順次オープンする。計77店舗で、新規出店が39店舗、そのうち東海地区初・東海地区百貨店初が13店舗。

11月20日に本館4階、11月29日に本館3階と北館地下1階、12月10日に本館5階(レディスファッション)と本館8階がオープンする。リニューアル対象フロアは本館3~8階および屋上、北館地下1階と6階で、今回オープンしないフロア・エリアは'25年春から秋に順次オープン予定。

本館8階は、国内百貨店では初となる、ワンフロア全てをアート空間に全面リニューアル。展開面積を約2.5倍に拡大し、「東海エリアのアートマーケットのハブに」をコンセプトとした国内トップクラスのアートゾーンとする。

2つの画廊に加え、新たに「オープンギャラリー」やカフェを増設し、6つのゾーンで構成。若手から巨匠まで、様々なアートとの出会いを生み出す場を創出する。

また、若手から老舗まで日本国内50のコンテンポラリーアートギャラリーが加盟する「CADAN」や、国内外の福祉施設に在籍するアーティストとともに新たな文化の創造を目指す「ヘラルボニー(障がい者アート)」との協業など、幅広いアートコンテンツを展開する。あわせて、若手アーティストの発掘・育成にも力を入れる。

オープンギャラリー

本館4階のフロア中央には、松坂屋名古屋店が運営・発信する新たなファッションゾーンを新設。「シーエフシーエル」「ハルノブムラタ」など海外のファッションシーンに挑戦する国内発のデザイナーブランドや、ジュエリーブランドをセレクト展開する。本館4階のその他のエリアではレディスファッションなどを展開。5階もレディスファッションフロアで、'25年春以降に子ども服エリアがオープンする

本館3階ではインターナショナルブティック、北館地下1階では酒・レストランを展開する。お酒売り場は「お酒の元につながりが生まれる場所」をコンセプトに面積や品ぞろえを約3倍に拡大する。