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コクヨ、オフィス内移動に対応するモバイルバッテリー「エナジーボトル」

コクヨは、フリーアドレスの浸透などで人も家具も活発に動くことが増えたオフィスシーンに対応するモバイルバッテリー「Energy bottle(エナジーボトル)」を発売した。価格はオープン。

ハイブリッドワークやフリーアドレスが定着しつつある中で、ABW(Activity Based Working)といった流動的な働き方に合わせた、電源設備による制約がない柔軟な働き方に対応するモバイルバッテリーが必要との考えから、エナジーボトルを開発した。

開発にあたっては、いかに気軽に持ち運べ、手元スペースを広く活用できるかを追求。500mlのペットボトルほどのサイズ感で、一般的なカップホルダーに差し込むこともでき、机上面を占領せずワークスペースを広く使える仕様とした。サイズは72×76×230mm(幅×奥行×高さ)、重量は1.1kg。

昨今のオフィスで導入事例のある、レイアウトを柔軟に変えられる可変性を備えた家具と合わせても、機動性を損ねず給電できるとしている。

バッテリー容量は207.2whで、65WのノートPCをほぼ終日使用可能。バッテリーの残量数は10個のLEDで表示し、高温・過電流などトラブルが起きた場合は赤の点灯により表示される。

給電ポートはUSB Type-Cが2口。パソコン充電に適した65W、スマートフォン充電等に適した18Wのポートを備える。IN/OUTポートからはチャージャーを使わず、直接充電も可能。

チャージャーは、シェルフやカウンターなどの什器に配置しやすい正方形の形状を採用。チャージャー1台につき4つのバッテリーが充電できる。チャージャーのサイズは220×220×28mm(幅×奥行×高さ)、重量は0.5kg。

カラーは、本体がブラックとライトグレーの2色、チャージャーがブラックのみ。なお、コクヨのオフィス家具としての取り扱いとなる。