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ジブリパークで自動運転バス実証 「もののけの里」や「どんどこ森」を結ぶ

アイサンテクノロジーは、10月9日から10月25日までの計10日間、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内にあるジブリパークの各エリアを結ぶ園内バス東ルートにおいて、自動運転の実証実験を行なう。

実施日程は10月9日~10月25日の火曜日・休日(土日)と祝日を除く計10日間。時間は9時から17時で、5往復運行。ルートは園内バス東ルートで「地球市民交流センター」~「もののけの里」~「魔女の谷」~「ジブリの大倉庫」~「西口広場」~「日本庭園」~「どんどこ森」間で始発から終点までの所要時間は約20分。

同社はこれまでも自動運転の実証実験を重ねており、技術向上やビジネスモデル構築、社会的受容性の醸成を図ってきた。今回の実証実験は、NTTコミュニケーションズを幹事会社とする6社(アイサンテクノロジー、ティアフォー、損害保険ジャパン、東海理化、名鉄バス)の企業グループで実施する。

実証実験のテーマは「多数の歩行者が行き交う場所での歩車共存の検証」とし、ジブリパーク内の各エリアを結ぶ園内バス東ルートにおいて以下の点を検証する。

  • 歩行者が多数存在する環境下での自動走行技術の検証
  • 既存の園内バスとの混在走行の検証
  • 自動運転バスと遠隔管制室との双方向コミュニケーションの検証

今回の実験では、多数の歩行者が存在する環境での自動運転バスの運行や、既存バスとの混在走行など、実用化に向けた課題解決を図る。

料金は無料。事前予約不要で乗車できる。各停留所で乗降可能。なお、定員が20名のため始発停留所「地球市民交流センター」での乗車を推奨している。ダイヤは不定期で運行予定。天候や運行状況により変更・運休になる可能性がある。