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ファミマ、イートインを削減 2000店舗を売場に転換

終了するファミマのイートイン

ファミリーマートは、「イートイン」スペースを削減し、商品の売場に順次変更する。全国の店舗が対象で、今年度中に2,000店舗を売場に転換する。なお、ファミマのイートインは7,000店舗で展開しており、そのうち2,000店舗が削減されるが、来年度以降もイートインスペースは継続する。

多様化するニーズへの拡大や、無人決済店舗をはじめ売場面積拡大に注力する一環として、イートインとして机や椅子を設置しているスペースを売場に順次変更し、品揃えの拡充を図る。

イートインから変更する売場は、需要が拡大している「コンビニエンスウエア」などの衣料品、トイレットペーパーや洗剤などの生活必需品を中心に品揃えを拡大する方針。

イートインを売場に変更したイメージ。衣料品や生活必需品の売場を拡大する

実施店舗での効果検証を行ないながら、個店ごとに適した売場を構築できるよう変更していく。なお、諸条件により継続するイートインもあるとしている。

ファミリーマートでは2013年からイートインの設置を進め、現在までに約7,000店舗にイートインが設置されている。一方、コロナ禍以降でコンビニの利用方法が多様化し、衣料品の取り扱いや品揃えの拡充、売場面積の拡大を図るため、イートインを削減することになった。

【訂正】記事初出時に「イートイン終了」としていましたが、来年度以降もイートインスペースがある店舗は継続します。修正の上、情報を追加しました(10月2日13:20)