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セブン銀行ATM、音声操作で電子マネーの現金チャージに対応

セブン銀行は、目の不自由な人向けに提供している「セブン銀行ATM」の音声ガイダンスサービスにおいて、新たに電子マネーの現金チャージ、残高照会機能を10月1日より開始した。利用者は音声操作を通じて現金チャージが可能となる。

セブン銀行は、2007年からATM全台において音声ガイダンスによる取引を提供しており、これまでに銀行や証券会社など500を超える提携金融機関の取引に対応。年間 2万件以上の音声ガイダンス取引が利用されているという。今回のサービス拡充は、キャッシュレス決済の多様化に伴い、目の不自由な人でも容易に電子マネーを利用できるようにするための取り組み。

開発はパートナー企業のNECとともに進められ、視覚障がい者の声を初期段階から反映。操作性や安心感、利用者の習慣を考慮したという。

音声ガイダンスサービスによる現金チャージは、終日無料でnanacoや楽天Edyなどの電子マネーほか、交通系ICカードにも対応する。ただし、一部の旧型ATMでは対応していない。また、ATMが設置されている施設の営業時間外は利用できない。