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JR東、Suicaの人流と駅ごとの“消費力”もわかる「駅カルテ 消費ポテンシャル」

JR東日本は、Suicaの統計情報と国勢調査などの公的統計を掛け合わせた定型レポート「駅カルテ 消費ポテンシャル」の販売を開始した。対象駅は首都圏エリアの約250駅。専用Webサイトで提供される。価格は3カ月プランが80万円(税別、以下同)、6カ月プランが120万円、12カ月プランが200万円。

「駅カルテ 消費ポテンシャル」は、Suicaを使って駅の利用者を正確に把握する「駅カルテ」の統計情報と、政府の公的統計のオープンデータを組み合わせた定型レポート。各駅の周辺居住者と駅訪問者における、それぞれの「年間期待購買力」や「年間期待消費支出」などの潜在的消費力を年単位で算出しているのが特徴。エリアに適した事業展開を検討する際などに有効活用できるとしている。

駅を利用する人数だけでなく、購買力や支出は金額ベースで評価。条件を指定して、さまざまな指標で最大10駅の比較が行なえる。