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サムスン、AI強化のハイエンドタブレット「Galaxy Tab S10」シリーズ
2024年9月27日 14:05
サムスン電子ジャパンは、AI対応のAndroidタブレットの新型「Galaxy Tab S10 Ultra」「Galaxy Tab S10+」の2機種と純正アクセサリーを10月3日に発売する。一部店舗・ECサイトでは予約を9月27日から受け付けている。
価格は「Galaxy Tab S10 Ultra」の1TBが299,750円、512GBが248,600円、256GBが219,120円。「Galaxy Tab S10+」は512GBが216,480円、256GBが187,440円。
サムスンの端末で初めて「箱から出してすぐに使えるAI機能を搭載した」とアピールする高性能Androidタブレット。処理性能の向上、長時間バッテリー、超高速充電などが特徴で、「最高のパフォーマンスを誇る」と謳う。チップセットはMediaTek製のDimensity 9300+、OSはAndroid 14、通信機能はWi-FiとBluetooth。
「Galaxy Tab S10 Ultra」「Galaxy Tab S10+」のどちらもAI処理能力を大幅に向上させたほか、1万mAhを超えるバッテリーによる長時間駆動や超高速充電機能で利便性も高めた。
「Galaxy Tab S10 Ultra」は14.6型の有機ELディスプレイを搭載。解像度は2,960×1,848ピクセル(WQXGA+)。前モデル(S9 Ultra)と比較してCPUが18%以上、GPUが28%、NPUが14%向上し、Wi-Fi 7もサポートされている。
「Galaxy Tab S10+」は12.4型の有機ELディスプレイを搭載。解像度は2,800×1,752ピクセル(WQXGA+)。前モデル(S9+)と比較してCPUが16%、GPUが27%、NPUが13%向上した。通信機能はWi-Fi 6E。
ディスプレイは最先端の「Dynamic AMOLED 2X」を搭載しており、屋外でも鮮やかで自然な視聴が可能。リフレッシュレートは最大120Hz。さらに反射防止技術で映り込みを抑え見やすくしている。
スピーカーは4基を搭載するクアッドスピーカー構成で、AIによるブースト機能でノイズを抑え音声を聴きやすくする。
本体にはアーマーアルミニウムを採用、衝撃や傷に強い仕様で、IP68の防水性能を備える。
付属のSペンを使った機能として、「Samsung Notes」にノートアシスト機能を搭載し簡単にメモをとれる。またAIによる自動書き起こしや要約が可能で、PDFを翻訳できるPDFオーバーレイ翻訳機能も用意されている。
AIスケッチ、かこって検索などを利用可能。SペンのエアコマンドメニューはAIスケッチなどのGalaxy AI機能にすぐにアクセス可能。一部のクリエイティブ系アプリもGalaxy Tab S10シリーズに最適化されたものが提供される。
このほか「Book Cover Keyboard」(別売りアクセサリー)に新搭載のGalaxy AIキーを押すと、GoogleのAIアシスタント「Gemini」を簡単に起動できるようになっている。
本体サイズと重量は、「Galaxy Tab S10 Ultra」が約208.6×326.4×5.4mm、約718g。「Galaxy Tab S10+」は約185.4×285.4×5.6mm、約571g。