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Meta、新ヘッドセット「Meta Quest 3S」 48800円から
2024年9月26日 03:26
Metaは、価格を抑えたMRヘッドセット「Meta Quest 3S」を発表した。10月15日から発売し、価格は299ドル(128GB)/399ドル(256GB)。日本での価格は48,800円(128GB)、64,900円(256GB)で、予約を開始している。
'23年発売の「Meta Quest 3」(512GB/96,800円)のエントリーモデルと位置付けされ、手頃にMR(複合現実)や没入型体験できる新たな選択肢として提案。また、QuestやQuest 2の低価格なアップグレード版としても訴求していく。なお、Quest 3もあわせて81,400円(512GB)に値下げする。
解像度は片目あたり1,832×1,920ピクセル。Quest 3SとQuest 3の主な違いは、ヘッドセットのデザイン、フレネルレンズ(Quest 3はパンケーキレンズ)、視野角が若干狭い(水平96度/垂直90度)点など。Snapdragon XR2 Gen 2プラットフォームをベースにMeta Horizon OSを搭載する。
フルカラーの複合現実(MR)体験など、Meta Quest 3の主要機能を継承。YouTube、Facebook、Instagramなどの主要な2Dアプリのサポートも強化。また、ソフトウェアの改良により、解像度を20%以上、レイテンシを15%以上向上させ、よりリアルで没入感のある体験を可能としたという。また、トラベルモードにより、飛行機の上でもQuestを使用可能となっている。
今後、トラベルモードを電車でも利用可能にするほか、ヘッドセットの寝転がっての使用を公式にサポート予定。また、Prime Videoなどのアプリを「オフライン」で使うためのダウンロード機能などを追加予定。
さらにAIアシスタントの「Meta AI」はQuestにおいても強化していく。なお、Meta AIは現時点では日本語非対応となる。
バッテリ駆動時間は平均2.5時間。ヘッドセット本体のほか、電源アダプタ、Touch Plusコントローラー×2などが付属する。
なお、2025年4月30日までに、Meta Quest 3とQuest 3Sを新規購入した場合、独占タイトルである「バットマン:アーカム・シャドウ」が付属。また、Metaのゲームサブスクリプションサービス「Meta Quest+」(月額1,200円)も3カ月間無料で利用できるため、ヘッドセットを購入して身に付けたら、すぐに楽しめるようになる。
Quest 3Sの発売に合わせて、Quest 3の512GBモデルは96,800円から81,400円に値下げ。また、Quest 3の128GBモデルは価格を69,300円に引き下げ、在庫がなくなり次第販売を終了する。Meta Quest 2とMeta Quest Proも在庫限りで終売となる。