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TikTok、クリエイターのサブスクが日本でも開始

Bytedanceは、「TikTok」における、クリエイターがサブスクリプション機能を利用できる取り組みについて、日本の対象クリエイターにも展開が開始されたと発表した。

同社は3月に、クリエイターの収益源となる機会を拡大する取り組みの一環として、TikTok LIVEクリエイター以外でもサブスクリプション機能を利用できるよう、すでに展開中のサブスクリプション機能のデザイン変更と機能の拡張を発表していた。

このアップデートされたサブスクリプション機能が、日本をはじめ、特定の地域の対象クリエイターに展開が開始された。今後数週間以内に、さらに多くの市場に拡大する予定としている。

新たなサブスクリプション機能により、TikTokのクリエイターは、熱量の高いフォロワーに対し、月額料金で特別な特典やユニークな体験、メンバー限定のコミュニティへのアクセスを提供できるようになる。

クリエイターはこの機能を使ってコミュニティとの関係をより深められ、エンゲージメントの強化を図ることが可能。フォロワーにプレミアムな体験を提供することで、コミュニティの強化や成長の加速、月々の収益の増加を見込むことができるとしている。

サブスクリプションは登録者に3種類を提供可能で、カスタマイズも可能。提供される機能は、サブスクリプション登録者との直接的なやりとりができる「プライベートコミュニケーションチャンネル」のほか、登録者のみ閲覧できる「独占コンテンツ」、LIVE中に登録者の名前の横に表示される「コミュニティバッジ」、クリエイターが特別に提供する「カスタマイズ特典」などが提供可能。

サブスクリプション機能を利用できるクリエイターは、18歳以上で、少なくとも1万人のフォロワーと、前月中に10万回以上の動画再生回数を記録している有効なアカウントを持っているか、または特定の参加資格要件を満たしている必要がある。