Square、PayPay・楽天ペイなどQRコード決済に対応

Squareは、5つの国内主要QR決済と2つの国際QR決済ウォレットに対応する新技術を導入。PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAY、メルペイ、WeChat Pay、Alipay+でのQRコード決済が利用可能となる。

DGフィナンシャルテクノロジーが運営する共通QRコード決済「クラウドペイ」を採用。加盟店は単一のコードを画面に表示するだけで、対象となるすべてのQRコード決済に同時に対応できる。決済時の手順は、加盟店がQRコード決済を選択するとQRコードが表示され、それを消費者がスキャンすると、決済金額が自動的に消費者が利用する決済アプリに入力される。

QRコード決済の取扱高は2019年から2023年の間に約1,000%増加し、キャッシュレス決済全体の8.6%を占める。一方で、事業者・店舗がQRコード決済それぞれの独自システムに対応する形で導入すると、事業者と消費者の双方にとって決済が複雑になる。

こういった課題を解決するため、単一の動的QRコードで7種類の決済方法に対応できる技術を導入。よりシンプルでスピーディーなQRコード決済が可能となるとしている。自動入力のため、金額のミスがなくなるというメリットもある。

また、インバウンド消費が回復していることから、国内外の旅行者に対応できるようにするため、国内主要5大QR決済に加え、WeChat Pay、Alipay+も対象とした。SquareでのQRコード決済の取引手数料は3.25%。