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JR西日本、スマートICOCAの販売終了 「モバイルICOCA」拡大で

JR西日本は、ICカード「SMART ICOCA」(スマートICOCA)の新規販売を12月12日に終了する。「モバイルICOCA」などの利用が拡大していることを受けた対応。

スマートICOCAは、ICカード「ICOCA」のバリエーションのひとつ。クレジットカードを紐づけておくことで、駅のクイックチャージ機にて現金なしでチャージできる。近年はスマートフォン上でアプリと組み合わせて利用する「モバイルICOCA」「Apple PayのICOCA」の利用が拡大していることから、これらを代替サービスとして、スマートICOCAの新規販売は終了することになった。

スマートICOCAの新規販売は、紙の申込書の場合、12月12日到着分で終了する。13日以降に到着した申込書には販売されない。Webサイトでの申し込みは、12月12日申込み分で終了する。

スマートICOCAの既存ユーザーは、主要なサービスを引き続き利用可能。ただし、2026年度中を目処に、特徴のひとつである「クイックチャージ」など一部サービスは終了する予定。