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ファミマ、棚1つで店になる無人決済システム「TTG-SENSE SHELF」全国初導入

ファミリーマートは、TOUCH TO GOが開発した無人決済システム「TTG-SENSE SHELF」を全国で初めて導入した店舗として、兵庫県神戸市の「甲南大学西校舎/S店」を9月20日にオープンする。

「TTG-SENSE SHELF」は商品棚1本から展開できる、TTGの無人決済システムとして最小スペースとなるモデル。TTG-SENSE SHELFの店舗展開は今回が初となる。手に取った商品が自動登録されるため、商品のスキャンが不要。利用者は決済するだけとなり、短時間で手軽に買い物ができる。

日中の時間帯は有人店舗の店舗商品棚として、その他の時間帯は店舗を一部仕切り等で区切り、従業員が常駐しない時間帯でも買い物が可能になるハイブリッド店舗として運営される。

取扱品目は約500種類。無人決済システム部分は、飲料、パン、菓子、デザート、レトルト食品を中心に約130種類を用意する。支払方法はバーコード決済、交通系電子マネー、クレジットカード、現金。

ファミリーマートは、無人決済店舗を2021年3月に1号店を開店して以降、オフィスビルや駅構内、市役所や商業施設などに出店しており、同店舗は44店舗目となる。無人決済システムは、レジ業務の削減によるオペレーションコストの低減にもなり、人材不足の解消にも繋がるという。

所在地は兵庫県神戸市東灘区西岡本町6丁目1-1。営業時間は平日8時~19時(原則10時~15時は有人店舗、8時~10時、15時~19時を無人店舗)。店舗面積は約52m2で、無人決済システム部分は約2m2