ニュース

兵庫・三田駅直結の住・商・官の複合開発着工 駅前再開発の集大成

外観イメージパース(JR三田駅側より)

JR三田駅前で進められている、大規模マンション、商業施設、公益的施設が併設する複合開発について、9月中の着工を、参画する阪急阪神不動産、旭化成不動産レジデンスが発表した。

「三田駅前Cブロック地区第一種市街地再開発事業」として進められている、「駅前再開発の集大成」と位置付けられたプロジェクト。JR三田駅と南側約1.9haの区域とをデッキで直結するほか、広場のある地上5階建の商業棟と、その前面に地上20階建の住宅棟を一体で開発し、駅前の新たなシンボルとなることを目指す。また住宅棟は、複合商業施設「キッピーモール」も隣接している。

立地概念図
JR三田駅前

住宅棟の総戸数は541戸。パーティールーム、スタディルーム、フィットネスやサウナのための空間など、多彩な共用空間を設置する。住宅棟の竣工は第1工区が2026年12月下旬、第2工区が2027年9月下旬予定。

所在地は兵庫県三田市駅前町1008(地番)。施設建築物延床面積は約71,400m2、階数・高さは住宅棟が地上20階・約60m、商業棟が地上5階・約19m。

阪急阪神不動産と旭化成不動産レジデンスは、9月12日に安全祈願祭を行なった。