「アプリ外課金」の決済基盤を構築へ　ソニーペイメントとゲームエイト

ゲームエイトとソニーペイメントサービスは、ゲームを含めたエンタメ領域における決済サービスでの協業を発表した。共同出資会社の設立まで見据えた基本合意書を締結した。

国内最大級のゲーム総合情報サイトを運営するゲームエイトのユーザー基盤と、ソニーペイメントサービスが持つ決済ソリューションなど、両社の経営資源・業務ノウハウを集約し、共同でのサービス提供を目指すもの。ゲームを含めたエンタメ領域に携わる事業者や、ユーザーの決済に関わる課題の解決を狙う。

6月に、国会で「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」が可決され、ゲーム内通貨のアプリ外課金やゲーム販売などの拡大が見込まれる。こうした変化に対し、ゲーム・エンタメ領域の決済にまつわるサービス全般を担うプラットフォームの構築を目指す。

具体的な利用例としては、「ゲームエイトの記事の中でのアプリ外課金」や「パブリッシャーサイト等からのアプリ外課金」、「ゲームのダウンロードキー販売」などを想定。アプリ外課金の導入と、ゲームのダウンロードキー販売に興味を持つ、ゲームパブリッシャーなどエンタメ領域に携わる事業者様からの問い合わせを受け付ける。