ソニーミュージック、Zeppを完全子会社化

ソニー・ミュージックエンタテインメントは、音楽ライブホールなどを運営するグループ会社「Zepp ホールネットワーク」(ZEP)の全株式を取得し、完全子会社化した。ZEPの共同出資会社である海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)から、同機構が保有するZEPの全株式を取得した。

クールジャパン機構は、2017年にアジア各国展開に向けてZEPに出資。ZEPは、2020年6月に台湾、2022年6月にマレーシアで新たなライブホールを開業し、日本のアーティストによる単独公演や音楽フェスを開催するなど、アジア市場における日本のライブエンタテインメントの需要を図ってきた。

今後のZEP成長に向け、より機動的に事業を推進していくために、クールジャパン機構とソニーミュージックが協議した結果、ソニーミュージックがZEP全株式を取得し、完全子会社化することとした。