ニュース

イープラス、韓国のチケット企業「インターパーク」と業務提携

イープラスは、韓国を代表するエンターテインメント企業「インターパークトリプル」との協業を発表。日本と韓国のコンサートやレジャーチケットの相互販売に関する業務提携契約を締結した。

インターパークトリプルは、韓国で開催されるK-POPコンサートやミュージカル、イベントなどのチケット取り扱いや、トラベル事業を手掛ける企業。

今回の提携で、イープラスでは韓国の自治体等が主催するK-POPコンサートと文化・レジャー体験のパッケージ、韓国ミュージカル、企画展などのチケットを販売。

インターパークトリプルでは、日本で開催されるコンサート、ミュージカル、スポーツ等を韓国で紹介し、チケット販売をトライアルしていく。また、トラベル事業での強みを活かし、日本着の航空券購入者に向けたダイレクト・マーケティング等も積極化する。

インターパーク公式サイト

イープラスは2016年より「e+インバウンド・チケット販売サイト」を立ち上げ、年間約1,200の興行や施設等のチケットを海外向けに販売。一方、実際に訪日が期待できる海外居住者への興行情報の伝達、チケット購入や入場といった他国と異なる部分への対応は課題であり、今回の業務提携の背景の一つとなっている。

日本政府観光局の統計データ「2024年7月 訪日外客数(JNTO推計値)」によれば、2024年1月~7月の訪日客数の国別トップは韓国で、519万9,800人と推計。コロナ禍前の2019年比においても17.5%の伸率となっている。

韓国ではアニメやゲームのほか、日本の音楽、舞台、スポーツなど様々なカルチャーに対しても感度が高く、日本人にとっても韓国は人気の海外渡航先の一つであることから、エンタテインメント業務やトラベル事業を手掛けるインターパークトリプルとの業務提携に至ったとする。