ニュース

確定申告、「スマホ電子証明書」対応 25年は“スマホだけ”申告も

国税庁は、スマホを使った確定申告について、2025年1月からスマホ電子証明書に対応する。これにより、マイナンバーカードの読み込みをすることなく、確定申告の書類作成やe-Tax送信が可能になる。

また、利用者証明用電子証明書のパスワードはスマホの生体認証機能等を利用できるようになる。

スマホ用電子証明書搭載サービスは、マイナンバーカードのICチップ内に内蔵されている利用者証明用電子証明書と署名用電子証明書という2つの証明書を用いて発行された証明書を、スマートフォン内に保存して利用するもの。マイナポータルのログインなど、マイナンバーカードの電子証明書を使ったログインやデータの送信といった作業が、「マイナンバーカードを使わず」にスマートフォンだけで完結できるようになる。現在はAndroid OSを搭載したスマホのみが利用可能。

その他、2025年1月から所得税のすべての画面において、スマホでも操作しやすい画面へリニューアル。同時にWebサイトのデザインもリニューアルし、操作性を向上させる。