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オカムラ、オフィスで"いちご"栽培 共同作業で社員交流促進

オカムラは、日本出版販売と共同開発したオフィス向け体験型コミュニケーションパッケージ「City Farming with Okamura」のサービス提供を9月から開始する。

「City Farming」は、毎日新鮮ないちごが収穫できる植物工場を生活空間に提供する日販のサービス。「City Farming with Okamura」はオカムラと日販の共同パッケージで、オフィス空間でいちごを栽培できる環境を提供する。いちご栽培という共同体験により、従業員同士や部門を超えた新たなコミュニケーションを醸成するのが狙い。

オフィスへの導入を起点に、オカムラがその空間に適したプロダクトや活用方法のコンサルティングを実施。導入後の効果の最大化に向け、運用のフォローやアップデート、メンテナンスまでトータルでサポートする。

ショーケースの筐体はオカムラの商環境事業の製品である冷凍冷蔵ショーケースの製造技術を生かして製造している。1,880×700×1,825mm(幅×奥行き×高さ)のスペースと100Vコンセントがあれば設置可能。

パッケージの開発に向け、2023年8月5日~9月8日にオカムラのラボオフィス「CO-EN LABO」で「City Farming」の試験導入を実施。試験導入後のアンケート調査では、他部門の人との会話の増加やオフィス環境に対する総合的な満足度の向上、癒しや気分転換になるなどの心理的な効果が確認できたという。