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東海道新幹線の再生アルミを駅の外装材に JR東海 岐阜羽島駅

駅舎外観(北側イメージ)

JR東海は、東海道新幹線の駅舎として初めて、岐阜羽島駅(岐阜県羽島市)に東海道新幹線再生アルミを外装材として活用する。工事完了は12月中旬頃。

岐阜羽島駅では、老朽化に伴う駅舎外装(北側、南側)の改良工事が行なわれる。そこで新設する外装に再生アルミを活用する。

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JR東海では東海道新幹線の車両に使用されていた再生アルミの活用を目指している。再生アルミは、通常のアルミを新製する場合に比べて、製造する際のCO2排出量を97%削減できるという。

岐阜羽島駅の新駅舎のデザインは、羽島市が繊維の一大産業地であることから、繊維が縦糸と横糸となり織り込まれる様子を表現。あわせて、木曽川と長良川が付近に位置することから、清流の水面もモチーフとして取り入れている。