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メルカリ、自宅の宅配ボックスから「スマリ」発送 パナ・ヤマト・三菱商事と連携

メルカリ、パナソニックハウジングソリューションズ、ヤマト運輸、三菱商事の4社が連携し、自宅からEC商品・レンタル商品などが発送できる「Smariサービス」に対応した宅配ボックスの新たなサービスを開始する。「メルカリ」の商品を「らくらくメルカリ便」を利用し、自宅から非対面での発送できるようになる。

9月2日より全国展開となる、自宅からEC商品・レンタル商品などが発送できる「Smariサービス」(スマリ)に対応した宅配ボックス「e-COMBO LIGHT(イーコンボライト)スマリ対応タイプ」の新たなサービスとして提供する。

スマリは三菱商事が展開する、EC商品、レンタル商品の発送をよりスムーズに行なうためのサービス。スマートフォンで発送手続きができ、手書きの送り状記入などの作業が省ける。コンビニや駅などにスポットが設置されている。

今回の新サービスでは、パナソニックハウジングソリューションズが展開している宅配コミュニケーションボックス・イーコンボライト スマリ対応タイプを利用して、自宅からもスマリを利用した発送ができるようにする。

利用手順は、出品者は発送方法に「らくらくメルカリ便」を選択し、発送したい商品をスマリサービスに対応した宅配ボックスに投函の上、宅配ボックスにある2次元コードシールを読み込み、指定のワンタイムパスワードを設定する。ヤマト運輸の宅配業者が荷物を集荷し、発送手続きが完了する。

オートロック付きの集合住宅でも、イーコンボライトやスマリ2次元コードシールが付いている宅配ボックスが設置されている住戸であれば発送が可能。集合住宅の場合、宅配業者は、パナソニック エレクトリックワークス社が展開するマンションインターホン「Clouge(クラウジュ)」等を使って、ワンタイムパスワードでエントランスのマンションインターホンの親機でオートロックを解錠し、各住戸前の宅配ボックスから荷物の集荷ができる。集合住宅のスマリ2次元コードシール対応の宅配ボックスも今後順次拡大予定。

メルカリは、スマリによる非対面での集荷・発送サービスにより、ユーザーの利便性向上だけではなく、宅配業者にとって再集荷削減につながるとしている。