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ブラジル最高裁、Xにサービス停止を命令

ブラジル連邦最高裁判所は30日、X(旧Twitter)について、罰金が支払われるまで、Xのブラジル国内全域での運営を即時に停止するよう命じた。また、AppleとGoogleに対し、iOSとAndroidのアプリストアから削除するよう要求した。

ブラジルでは、X上の偽情報の削除やアカウントのブロックなどをXに求めてきたが、X側が検閲と反発。一旦ブロックしたアカウントのブロックを解除するなどの対立を続けていた。8月19日には、Xが命令に従わない場合は逮捕すると脅された主張し、「スタッフの安全を守る」としてブラジルでの事業閉鎖を発表。一方、サービスは引き続き利用できると説明していた。

30日の最高裁の発表では、X Brasilが複数の裁判所命令に従わなかっただけでなく、ブラジル事業閉鎖のメッセージを出したことに対し、「裁判所命令に対する責任を逃れようとする悪意」と指摘。即座に活動を停止を求めるとともに、VPNを使った利用や制限を回避したXの利用にも罰金を課すとしている。