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富山・万葉線、ICOCA開始 9月28日から

万葉線は、ICOCAの利用を9月28日より開始する。対象となるのは万葉線全線(高岡駅停留場~越ノ潟駅)。

万葉線は富山県内の、高岡駅停留場と越ノ潟駅を結ぶ路面電車。ICOCAサービス導入により、IC入場機および出場機を電車内に設置する。万葉線でのICOCA販売は、万葉線本社窓口(米島口停留場最寄)、加越能バス乗車券センター(高岡駅停留場最寄)、クロスベイ新湊窓口(第一イン新湊 クロスベイ前駅最寄)で行なう。

ICカードの利用開始に伴い、以下の紙券回数券、および紙券定期券の販売を終了。シニアお出かけ回数券は継続販売する。購入済の紙券回数券や有効期限内の紙券定期券は利用可能。

販売を終了する紙券乗車券類
回数券(紙券)
普通回数券:全種類(各運賃帯毎に大人運賃用小児運賃用)
セット回数券:全種類(1,000円・2,000円・3,000円)
環境回数券:全種類(各運賃帯毎に大人運賃用小児運賃用)
定期券
全種類を万葉線ICOCA定期券へ移行し、紙券での発行を終了

万葉線ICOCA定期券は、万葉線定期券とSF機能をあわせ持つ。定期利用区間はICカード券面に表示されず、IC定期券発行時に別途出力される「ICOCA定期券内容控」に印字される。万葉線ICOCA定期券と他社定期券を1枚にまとめた場合は、カード表面には他社の定期券情報が印字される。なお、あいの風とやま鉄道のICOCA定期券との併用については、2025年4月以降より利用が可能。

万葉線ICOCA定期券。区間は印字されない
他社定期券を1枚にまとめた場合は、他社の定期券情報が印字される