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名古屋・神宮前駅の木造商業施設「あつたnagAya」全店発表 9月1日開業

名古屋鉄道は、神宮前駅(名古屋市熱田区)西街区にて開発を進めている商業施設「あつたnagAya(ながや)」の、店舗新情報および開業イベントについて発表した。第1期開業は9月1日10時を予定しており、すでに公表されていたテナントとあわせ、全16区画の店舗が公表された。

あつたnagAyaは、熱田神宮の玄関口である神宮前駅西街区に開業する、観光客などの来街者をターゲットとする商業施設。3棟の木造平屋建ての建物に、地域で長く愛されているお店、食べ歩きも楽しめる地元食材を使ったお店、地元の文化を感じられるお店など、地域を盛り上げる思いを持った16区画の店舗と、ワゴンやキッチンカーを誘致する。

今回発表された店舗は、創業70年以上のお米の専門店によるおにぎり屋、創立55周年を迎える地元名古屋のオリンピアによるお土産ショップ「あつた おりんぴ庵」、熱田の老舗和菓子屋による“あんこを楽しむ”をコンセプトに展開する菓子店、伊勢神宮の近くに本店を構えるジェラテリア「いもんね」の2号店など。一部店舗は9月1日以降順次オープンとなる。

“あんこを楽しむ”をコンセプトとした「あずき茶屋 亀屋芳広」
いもんね神宮前店

また、ポップアップストア区画を有し、産地直送の新鮮な野菜や果物、厳選されたスイーツ、多彩な雑貨を取りそろえる。地元ならではの味と魅力を楽しめるとしている。

9月1日には開業イベントを開催。熱田区で発足した「まきわら舟獅子舞保存会」による獅子舞、熱田に所在する「名古屋学院大学」の学生有志による「学生信長隊」を実施する。

施設の名称は長い屋根の外観といった特徴を持ち、近隣とのつながりを大切にする施設を目指していることから「長屋」を使用。ロゴでは大文字「A」の中心部分を「o」とも見える形にすることで、「名古屋(nagoya)」の施設であることも表現している。

獅子舞

所在地は愛知県名古屋市熱田区神宮三丁目608他。敷地面積は約7,000m2、延床面積は約1,100m2。第2期開業は12月を予定している。

位置図