ソフトバンク、Macで使える生成AIエージェント「satto」

ソフトバンクは、生成AIエージェント「satto(さっと)」のベータ版の提供を開始した。23日から「satto」のWebサイトでで限定先行ユーザーの登録受付をウェイトリスト形式で開始し、9月以降、順次提供する。sattoは、Mac OSを利用し、Google アカウントユーザーのみが利用可能。Windowsは今後対応予定としている。

「satto」は、“いつでもあなたをサッと助けてくれる存在”を目指して開発される生成AIエージェントサービス。フリーランスや会社員、学生など「生成AIをもっと効果的に活用したいがうまく使いこなせない」と感じている人が、シンプルな操作だけで業務を簡単に実行するためのパートナーとして設計。大規模言語モデル(LLM)やSaaSサービスなどの外部ツールと連携し、一連の業務プロセスをスムーズに自動化できるという。

また、ユーザー自身が連携フローを設計するワークフロービルダー機能も搭載。ユーザーに合わせた最適なワークフローの構築を実現する。

sattoの特徴は、プロンプトを書かずに生成AIを使えるほか、さまざまなアプリケーションと連携させ、自分好みのスキルを構築できること。また、作成したスキルの共有や、他人が作ったスキルの利用も可能という。

sattoでは、限定先行ユーザーに「Co-Creator(コクリエーター)」としてベータ版を提供。フィードバックを得ながら改善を進めることで「現場に寄り添ったサービスをユーザーと共に育てていく」としている。