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野村不動産、ホテルや商業施設で不要品回収

商業施設に設置する回収ボックス

野村不動産ホールディングスは、回収・選別・再流通のサーキュラーバリューチェーンを構築するECOMMITと「資源循環の取り組みにおける業務連携に関する協定書」を締結した。

循環型経済(サーキュラーエコノミー)・CO2削減の取組みとし、商業施設などに不要となった衣類や雑貨類の回収専用ボックスを設置。トップス、ボトムス、ジャケット、コート等のほか、バッグや帽子、ベルト、ミニカーやぬいぐるみ、フィギュア等の回収も行なう。現時点の導入施設は下記のとおり。

  • Recipe SHIMOKITA(東京都世田谷区)
  • SoCoLA若葉台(東京都稲城市)
  • SoCoLA南行徳(千葉県千葉県市)
  • SoCoLA武蔵小金井クロス(東京都小金井市)
  • Bono相模大野(神奈川県相模原市)

ホテル客室では、宿泊客が不要になった衣類に対して意思表示できるカードを設置。不要となった衣類を回収する。また、保管期限が超過した宿泊客の忘れ物のうち一部を、廃棄処分せずに回収して再利用する取り組みも実施。スーツケースやファッション雑貨、日用雑貨などを順次回収する予定。現時点の導入施設は下記のとおり。

  • 庭のホテル 東京(東京都千代田区)
  • NOHGA HOTEL UENO TOKYO(東京都台東区)
  • NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO(東京都千代田区)
  • NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO(京都府東山区)
    (NOHGA HOTELでは2024年8月以降順次導入予定)
意思表示カード

導入時点では、野村不動産グループが運営・管理する商業施設5カ所、直営ホテル4カ所を対象に、資源循環サービス「PASSTO」の常設導入を順次開始している。また、分譲マンションについては管理組合に提案・協議の上で既存の4物件に導入している。