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明るく・大きくなった「Google Pixel Watch 3」 ランニング強化
2024年8月14日 02:01
Googleは、スマートウォッチの新モデル「Google Pixel Watch 3」を9月10日から発売する。41mmモデルと45mmモデルを用意し、8月14日から予約を開始する。価格はWi-Fiモデルが52,800円～、Wi-Fi+LTEモデルは59,800円～。
Pixel Watch 3(41mm Wi-Fi)：52,800円
Pixel Watch 3(41mm Wi-Fi+LTE)：69,800円
Pixel Watch 3(45mm Wi-Fi)：59,800円
Pixel Watch 3(45mm Wi-Fi+LTE)：76,800円
カラーは、45mmがMatte Blackアルミケース/ Obsidian アクティブバンド、Polished Silverアルミケース/Porcelainアクティブバンド、Matte Hazelアルミケース/ Hazelアクティブバンドの3色。45mmはMatte BlackとPolished Silverは共通だが、その他Champagne Goldアルミケース/Hazelアクティブバンド、Polished Silverアルミケース/Rose Quartz アクティブバンドの4色展開となる。
Googleブランドの第3世代スマートウォッチ。デザインは、Pixel Watch 2を踏襲しながら、フィットネス機能を強化。またケース径45mmモデルを追加し、サイズラインナップを強化している。
有機ELのActuaディスプレイは、より大きく、明るく、応答性も向上。明るい日中でも画面が明るくクリアに見えるようにした。45mmモデルの画面はPixel Watch 2(41mm径)より40%拡大、41mmも10%大きくなった。
ランニング向けの新機能を搭載し、走るたびにランニング ルーチンの設定、自己ベストの更新、フォームの改善をサポート。また、エナジースコアや有酸素運動負荷を記録する最新機能も搭載し、休憩をとるタイミングや、体が強度の高いワークアウトを行なう準備が整ったことを知らせてくれるほか、心臓にかかった負荷も把握。トレーニング不足やトレーニングのしすぎを見極められるようにした。
有料サブスクリプションの「Fitbit Premium」(月額640円)では、パーソナライズされたAIにより、目標、エナジー、最適負荷に基づいたおすすめのランニングを作成。Fitbitからは朝のブリーフィングとして、起床後にワークアウトの計画や就寝中の健康指標の変化、その日の天気など、健康やフィットネスに関する重要情報のサマリーが届けられる。
Googleサービスとの連携も強化し、Google TV リモコン、オフラインのGoogle マップなどに対応。新たなテレビデバイス「Google TV Streamer」に接続されたスマートデバイスの一時停止、音量調節、チャンネル変更が可能なほか、玄関のドアベルの応答もWatch上で行なえるなど、生活上の使いやすさも向上。画面を大型化したことで、アプリの使いやすさも向上する。OSはWear OS 5.0。
本体は100%再生アルミニウム。ディスプレイは、OLEDのActuaディスプレイ(320ppi)で、輝度は従来より2倍明るい2,000nit。リフレッシュレートは1Hz～60Hzまでで自動調整する。ディスプレイが常時表示の場合で24時間、バッテリーセーバーモードで最長36時間の利用が可能。また、28分で50%まで充電することができる高速充電に対応する。バンドを除く重量は37g(45mm)/31g(41mm)。
強化したランニング機能
Pixel Watch 3は、ランニング ルーチンの設定、実行、達成をサポート。タイミングを考慮したウォームアップとクールダウンや、目標のペース、心拍数、時間、距離の設定のほか、繰り返しの回数を指定したインターバル ルーチンまで、多様なランニング ルーチンを作成できる。保存したルーチンを実行する際は、ガイダンスを音声やハプティクスの通知で知らせる。また、ペースが乱れたときや目標心拍数範囲を超えたとき、クールダウンのタイミングなどを通知で教えてくれる。
また、メディア コントロールが新たにワークアウトに組み込まれ、運動を中断せずに音量調節や楽曲の変更が可能となった。
ランニング中は、Pixel Watch 3がモーション検知や機械学習を使用し、フォームをトラッキング。歩調、歩幅、上下動などの詳細な分析が確認でき、ランニング パフォーマンスの向上に役立てられる。
また、Fitbitアプリの新しいランニング ダッシュボードでは、走った距離、自己記録、ランニング ワークアウトなどの詳細な分析を週単位で確認可能。パフォーマンスの推移の追跡ができ、継続するモチベーションにつながる。
「エナジースコア」や「有酸素運動負荷」を追跡できる新機能も搭載。体が必要とする休息とアクティビティのバランスをとることができ、トレーニングのしすぎを防げる。また、睡眠、安静時の心拍数、心拍変動を測定し、体の回復状況をより詳細に反映。エナジースコアの応答性を向上し、パーソナライズの精度を高めている。
「有酸素運動負荷」は心臓にかかった負荷を示す。一日の活動状況や、ワークアウト ルーチンとの関係性を把握し、毎日、エナジーレベルに基づいた最適運動負荷を提案。休息とのバランスの維持、ケガのリスク軽減、継続的なレベルアップが可能となる。
Pixel Watch 3は、コンパス、高度計、酸素飽和度(血中酸素ウェルネス)モニタリング用の赤色および赤外線センサー、多目的電気センサー、マルチパス光学式心拍数センサー、3軸加速度計、ジャイロスコープ、周囲光センサーなどを搭載。NFC/Felicaにも対応する。