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手数料無料の「ことら送金」、スルガ銀やアプラスなど対応

10万円以下の少額送金が原則無料で行なえる「ことら送金」が、新たに25の金融機関で利用可能となる。きらやか銀行やスルガ銀行のほか、資金移動業者のアプラスも対応し、417事業者で利用可能とする。

ことらは、メガバンクが中心となり設立された、小口資金決済のための決済インフラ。ことら対応銀行間であれば、個人口座間で送金手数料を少額に抑えて、小口送金(10万円以下)が行なえる。手数料はアプリ事業者が決めることになっているが、現時点では全て無料となっている。累計送金額は、4,662億円を超えた。

銀行や信用金庫のほか、今回初めて資金移動業者の参加も決定。アプラスの金融プラットフォーム「BANKIT(バンキット)」に、ことら送金機能を2025年春頃に実装する予定。BANKITは金融機関や事業者に金融・決済機能を提供するためのプラットフォーム。ことら送金を追加することで、パートナー企業は低コスト・短期間で自行(自社)アプリにことら送金機能を実装できるようになる。

追加予定の金融機関・資金移動業者は以下の通り。

追加予定の金融機関・資金移動業者
銀行

きらやか銀行、西京銀行、スルガ銀行、仙台銀行

信用金庫

天草信用金庫、新井信用金庫、飯塚信用金庫、羽後信用金庫、大牟田柳川信用金庫、加茂信用金庫、高知信用金庫、さがみ信用金庫、巣鴨信用金庫、田川信用金庫、館林信用金庫、筑後信用金庫、東京三協信用金庫、苫小牧信用金庫、日本海信用金庫、幡多信用金庫、宮古信用金庫、長岡信用金庫

信用組合

会津商工信用組合、信用組合広島商銀

資金移動業者

アプラス