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newmo、初期費用ゼロのドライバー向け「ライドシェアリース」

タクシー/ライドシェア事業を展開するnewmoは、FinTech関連の新事業を行なう子会社「株式会社ライドシェアリース」を設立し、2024年秋からドライバー向けのカーリース事業を開始する。

newmoは'24年1月に設立。5月末から大阪でライドシェアドライバーの募集を開始しているほか、タクシー会社を買収し、ライドシェアだけでなくタクシー事業にも取り組んでいる。

新たに開始するライドシェアリースは、自分の車を持っていない人や、貸与希望の人に向けに車両をリースし、ライドシェアで働く際に使用する。それ以外の時間には、自家用車として使えるサービスを目指す。

ライドシェアリースでは、車両購入のための頭金や保険代などは不要で、初期費用0円でライドシェアドライバーとして働けるようになる。リース代には、車両代に加え、維持に必要な車検や保険、税金、オイル交換などの整備費用込みの定額プランも用意する(新車のみ)。

また、ライドシェアスタイルや好みに合わせて、様々な車種から車を選べるようにする(軽自動車を除く)。newmoでは今秋のサービス開始に向けて登録を開始。現時点では大阪エリアのみが対象となる。

newmoは5月末から大阪でライドシェアドライバーの募集を開始。数千人からドライバーへの応募があったが、説明会参加者のアンケートでは、ドライバーの約3割がライドシェアに利用する車両の貸与(リース)を希望していたという。そのため、ライドシェアリースの実現に向けた準備を進める。同社では今後、タクシー・ライドシェア×FinTechの事業領域におけるサービス展開を目指すとしている。