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Appleマップ、JR東や東京メトロなどのリアルタイム交通情報に対応

アップルは7日、「Appleマップ」において、東京のリアルタイムの交通情報に対応開始した。Apple Mapユーザーは、20以上の鉄道、バス、路面電車路線のリアルタイムの交通情報の詳細を表示・確認できるようになる。

JR東日本、東京メトロ、ODPT(公共交通オープンデータ協議会)を通じて情報提供している公共交通機関など、首都圏の20以上の鉄道、バス、路面電車路線のリアルタイムの交通情報がAppleマップで使えるようになる。

NTT東日本のリアルタイム交通情報
東京メトロのリアルタイム交通情報

JR東日本と西武鉄道は、「リアルタイムデータ連携基盤」を活用、東京メトロは同社の「列車運行情報データ」をAppleマップと連携する。

ODPTではこれまで、東京都交通局(都営バス)、横浜市交通局(横浜市営バス)のリアルタイム情報をAppleマップに提供していたが、新たに16の交通機関が追加される。


    【ODPTを通じて対応する公共交通機関】
  • 東京都交通局(都営地下鉄、東京さくらトラム)
  • 横浜市交通局(横浜市営地下鉄)
  • 京王電鉄バス(京王バス)
  • 西武バス(西武バス)
  • 函館市企業局(函館市電)
  • 青森市企業局交通部(青森市営バス)
  • 日本中央バス(日本中央バス)
  • 永井運輸(永井バス、玉村町乗合タクシーたまりん)
  • 群馬バス(群馬バス)
  • 京成トランジットバス(京成トランジットバス)
  • 伊豆箱根バス(伊豆箱根バス)
  • 川崎市交通局(川崎市バス)
  • 川崎鶴見臨港バス(川崎鶴見臨港バス)
  • 清瀬市(きよバス)
  • 京都バス(京都バス)
  • 宇野自動車(宇野バス)

マップでのリアルタイムの交通情報更新により、ユーザーは、詳細な時刻表やリアルタイムの出発時刻と到着時刻、路線の乗り換えを表示し、移動の計画を作れる。また、マップでは、運休や遅延などの重要なリアルタイムの交通情報も提供。ユーザーが交通機関での経路を計画すると、リアルタイムの交通情報の詳細が表示される。

横浜市営地下鉄の例

なお、今秋公開予定のiOS 18では、iPhoneで、等高線、起伏の陰影、ハイキングコースなどを備えた地形図の探索も可能となる。