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グーグル、新ストリーミングデバイス「Google TV Streamer」 1.6万円
2024年8月7日 00:21
Googleは6日(米国時間)、Chromecastに変わる新たなストリーミングデバイス「Google TV Streamer」を発表した。発売日は9月24日。米国では6日から予約開始し、価格は99.99ドル。日本でも7日から予約開始し、価格は16,000円。ボディカラーは、PorcelainとHazelの2色。
これまでGoogleは、テレビなどで使うストリーミングデバイスとして「Chromecast」を展開してきたが、次世代の4Kテレビストリーミングデバイスとして、スマートハブ機能も備えた「Google TV Streamer」に刷新。YouTube TVやNetflix、Disney+、Apple TVなどの動画ストリーミングのほか、Google HomeやMatterデバイスのスマートホームハブとしても利用できる。
GoogleのAIがユーザーの嗜好を活用し、契約サービスからコンテンツ候補をキュレーションして1カ所で整理。家庭のメンバー全員にオススメ番組リストを作成できる。また、AIの「Gemini」を活用し、コンテンツの要約やレビューなどを取得し、次の番組を見つけやすくする。
テレビの画面を環境映像的に活用する「アンビエントモード」も装備。Googleフォトからお気に入りの画像を選べるほか、生成AIを使ってプロンプトで作成した自分だけのスクリーンセーバーアートを画面に表示できる。
ストリーミングデバイスとしては、最新プロセッサや2倍のメモリ、32GBのストレージを搭載し、前世代のChromecastよりもアプリのロード時間を短縮。ナビゲーションもスムーズに動作可能とした。Dolby Vision/HDR10/HDR10+/HLGの各HDRフォーマットに対応するほか、音声はDolby Atmosをサポートする。
なお、Google TV Streamerは、スマートホーム機器との接続性を高めるため、テレビの後ろではなく“前”に置くように設計されている。
Android TVベースのストリーミングデバイスで、Google Homeパネルを搭載。ホームパネルで、ソファに座ったまま、セキュリティカメラの確認などが可能。Nest Doorbellが鳴ったら、誰がそこにいるかを確認できる。また、照明や温度の調整、ブラインドの閉め方などのスマートホーム操作に対応する。
スマートフォンから音楽や動画の“キャスト”も可能。電源用のUSB Type-C端子とHDMI出力、Ethernetを装備する。なお、11年間にわたって展開してきたChromecastシリーズは、現行機種を持って終了となる。
