小中高校向けAdobe Express、生成AIでアニメやぬり絵生成など新機能

アドビは、「小中高校向けAdobe Express」の最新アップデートを発表した。小中高校向けAdobe Expressは、Adobe Expressと同様の機能に、教育機関向けの機能を追加したサービス。利用料金は無料。

生成AIのAdobe Fireflyによる新機能がさらに強化。テキストプロンプトによりブックレポートポスターや部活動のチラシなど独自のテンプレートを作成して、共有できるほか、オリジナルの塗り絵を生成する機能(近日公開)、テキストを装飾する機能、画像生成と生成塗りつぶし機能などが追加される。

プレゼンテーション機能には、音楽、ビデオ、アニメーション、グラフをプレゼンテーションに追加可能になった。テンプレートを使用して、Adobe Expressの既存のアセットやプロジェクトを数回のクリックでプレゼンテーションに追加でき、画像の生成、画像の背景の削除など使ってGoogle スライド プレゼンテーションを作成できる。

その他、キャラクターの顔や体を簡単にアニメーション化して動かす新機能や、児童生徒一人一人の進捗状況をリアルタイムで追跡するアサイメント機能(近日公開)、Adobe Express iPadアプリ(近日公開)などが搭載される。