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IQOS「TEREA」、メンソールカプセル搭載のレギュラースティック
2024年8月6日 14:12
フィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこ「IQOS ILUMA」専用のたばこスティック「TEREA(テリア)」から「ハイブリッド パール グリーン フルーツ」「ハイブリッド パール スムース ミント」を8月28日に発売する。価格は20本入り580円。
テリアブランドでは約1年ぶりの新製品。いずれもレギュラーで初となるカプセル搭載スティックで、そのまま吸うとレギュラーの味わい、カプセルをつぶすとメンソールの味わいを楽しめる。
パール グリーン フルーツは、そのままだと重厚なレギュラー、カプセルをつぶすとフルーツミントの味わいとなる。パール スムース ミントは、そのままだと深いコクのレギュラー、カプセルをつぶすとブルーミントの味わいとなる。いずれもメンソール感は弱め。
パッケージデザインは、レギュラーカテゴリーの味わいを表すシルバーをメインの色味とし、左上にフレーバーの味わいを表した色味のカプセルと、それをつぶすことで広がる味わいの波紋を色のグラデーションで表現している。
新製品の狙いは、紙巻たばこのレギュラー製品を使用する喫煙者が加熱式たばこへスムーズに切り替えられるようにすること。背景には、日本のたばこ市場全体における紙巻たばこのシェアは約60%で、そのうち約60%以上をレギュラー製品が占めているというデータがある。
紙巻のレギュラーを好む喫煙者が加熱式に切り替えられない理由として、加熱式のレギュラーの特有の味わいに慣れていないことがあるとし、弱メンソールのカプセルを搭載することで味わいに変化を加えた。発売前の製品テストでは紙巻のレギュラー製品ユーザーから、「弱メンソールのカプセルがあるため、吸いやすい味わい」という声が多く挙がったという。
2銘柄の追加により、テリアブランドは22銘柄になるとともに、製品カテゴリーに新たに「カプセル入りレギュラー」が追加される。
販売は、8月28日からIQOSオンラインストア、IQOSストア、9月2日からIQOSショップ、IQOSコーナー、コンビニエンスストアを含む全国のたばこ取扱店で開始する。
世界のIQOSユーザー数は順調に推移しており、6月末時点では約3,080万人と、2023年度末との比較で約190万人増加している。また、フィリップ モリス ジャパンの加熱式たばこ専用スティックにおける販売数量は105億本、市場シェアは29.4%となっている。