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カルビー初のビール フルグラの規格外麦を使う「飲んでミーノ」
2024年8月6日 11:50
カルビーは、川越の地ビール「COEDO」を展開する協同商事コエドブルワリーと初めてコラボレーションし、カルビー「フルグラ」の製造過程で規格外としてはじかれたオーツ麦をアップサイクルしたビール「飲んでミーノ(Mellow IPA)」を開発した。関東を中心としたスーパーマーケットにて数量限定で、8月6日に発売する。350ml缶で、価格は398円。
飲んでミーノの名称は、カルビーのそら豆を素材としたスナック菓子「miino(ミーノ)」に合うビールとして開発していることが由来。パッケージはミーノのイメージカラーであるグリーンを用いたデザインにするとともに、カルビーとCOEDOのコラボレーション商品ということが一目でわかるようにロゴを配置している。
飲んでミーノの味わいは、オーツ麦由来の甘味とトロピカルなホップアロマを特徴としている。スッキリとした後味に軽い苦味のアクセントが、ミーノと合うポイントとなる。
カルビーの代表的なスナック菓子「かっぱえびせん」は、「未利用の食糧資源を活用する」という考えのもと誕生。COEDOが川越地域の農産物を活用し、ビール醸造へ取り組んできたことと重なっていることから、お互いの考えやスタンスの共感があり、コラボレーションに至ったという。
クラフトビールに馴染みがなかった人でも気軽に楽しめるビールを提案するという狙いで、2021年より試作を重ね、3年かけて完成させた。フルグラの生産時に色の濃さなどの理由で使用されなかったオーツ麦をアップサイクルするという取り組みは、カルビーが掲げる重要課題の1つ「地球環境への配慮」における、製品フードロス削減の一環としている。