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ゆうちょ銀、ATMで広告配信 SMBC系と協業

ゆうちょ銀行は、ATMの上部に設置したデジタルサイネージでの広告掲載を全国の一般企業向けに販売する。この取り組みに向け、ゆうちょ銀行とSMBCデジタルマーケティングは協業契約を締結した。

ゆうちょ銀行はATMの上部のデジタルサイネージを活用した広告ビジネスに取り組んでおり、これまで、地方自治体や公的機関の広告に限定し掲載を実施してきた。今後、ゆうちょ銀行直営店ATMのデジタルサイネージに掲載する広告について、SMBCデジタルマーケティングが全国の一般企業向けに販売を行なう。

SMBCデジタルマーケティングは2021年7月より、「三井住友銀行アプリ」をはじめとする三井住友銀行が保有するオウンドメディアを中心とした広告配信やデジタルマーケティングの支援を行なってきた。

ゆうちょ銀行は、SMBCデジタルマーケティングの銀行メディアの活用をはじめとする広告販売の実績等を踏まえたノウハウを蓄積し、ATMデジタルサイネージを活用した広告ビジネスの改善に取り組む。

ゆうちょ銀行ATMデジタルサイネージの設置台数は、全国 2,057台(ゆうちょ銀行全直営店902台、店舗外1,155台)。ATM利用者数は1日1台当たり300~400人。ゆうちょ銀行では、「銀行業界のサイネージ広告では全都道府県で放映が可能な唯一の広告媒体」としている。なお、地方自治体や公的機関からの掲載申込みは、引き続きゆうちょ銀行でも受け付ける。