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幕張ベイパーク、資源循環の収益を街に還元 PASSTOと連携

三井不動産レジデンシャルとECOMMITは、循環型社会の実現を目指すプロジェクト「くらしのサス活 Circular Action」において、幕張ベイパークのエリアマネジメント団体であるB-Pamと資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を連携させた。

この取り組みでは、幕張ベイパークの3棟2,072戸のマンションを対象に、ごみ減量と資源循環による収益を街づくりに還元するモデルの導入を8月1日から開始した。B-Pamと連携し、収入金を街づくりに還元する試みは日本初としている。

PASSTOは、持ち込まれた不要品を受け取り、ECOMMITが不要品の回収・選別・再流通を一気通貫で行なうサービス。PASS TOを短縮した造語で「次の人に渡す、未来に渡す」を意味する。

'23年1月から始まった実証実験では、同年5月に三井不動産レジデンシャルが分譲した豊洲エリアのマンション5棟、約4,000戸を対象に「PASSTO」の本格導入を開始。'24年6月までの期間で約13tの衣類を回収し、約8.8t(単純償却と比較し約78%)のCO2を削減した。

PASSTO設置場所は、幕張ベイパークのクロスポートとマンション3棟。クロスポートでは、衣類(トップス、ボトムス、ジャケット、コート等)に加え、雑貨・ホビー用品(バッグ、キャップ・ベルト、ミニカー・鉄道玩具、ぬいぐるみ・フィギュア等)を回収対象としている。幕張ベイパークのクロスタワー&レジデンス、スカイグランドタワー、ミッドスクエアタワーでは、衣類のみを回収。