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お盆の渋滞、下りピークは8月10日から 17・18日も休日割引対象外

出典:NEXCO東日本

お盆休みに向けて、NEXCO東日本など高速道路各社は期間中の高速道路における渋滞予測を発表しています。渋滞予測が発表されているのは、8月8日(木)~18日(日)までの11日間です。予測によると、下り方面のピークは、8月10日(土)~12日(月)、上り方面は8月12日(月)~14日(水)となっています。詳しく見ていきましょう。

下りピークは10日に最長45km

首都圏近郊の下り方面は、9日の深夜から10日にかけ、午前中を中心に大きな混雑が予想されています。東北道方面で最も長い渋滞は、10日の東北道 矢板北PA付近で3時~18時に最長45km、東北道 羽生PA付近で5時~14時に最長40kmなどとなっています。関越道方面でも、高坂SA付近で5時~14時に最長30kmの渋滞が予測されています。

東名では9日から続く激しい渋滞が予測されていて、東名 秦野中井IC付近で9日20時~10日16時まで、最大45kmの渋滞となる見込みです。特に10日の5時~14時に最も混雑することが予測されています。

中央道では、相模湖IC付近で午前0時頃から断続的に渋滞が発生し、4時~14時に最長40kmの渋滞が予測されています。

出典:NEXCO東日本

11日には混雑も僅かに解消されますが、それでも東北道 羽生PA付近で6時~14時に35km、東北道 矢板北PA付近で6時~17時に35km、東名 秦野中井IC付近で5時~16時に最長35kmなど依然として混雑は続きます。

出典:NEXCO東日本

12日~13日までは30km以上の渋滞は予測されていませんが、20km~25kmの渋滞が午前中を中心に各地で発生する見込みです。

出典:NEXCO東日本

西日本方面では、9日のE1 名神高速道路 旧山科バスストップ付近で最長約30kmの渋滞が予測されています。

上り方面は12日~14日がピーク

上り方面のUターンラッシュは12日から始まります。ピークは14日頃までとなりますが、15日以降にも利用者が分散するため、下りのピークほど集中して大きな渋滞は発生せず、最終日の18日にかけて緩やかに渋滞が緩和されていきます。上り方面はいずれも午後から夜間にかけて混雑が激しくなる見込みです。

主な渋滞は、12日に関越道 高坂SA付近で13時~23時に最長40km、東北道 加須IC付近で14時~23時に最長35km、中央道 小仏トンネル付近で13時~翌1時に最長30kmの予測。

出典:NEXCO東日本

13日は、関越道 高坂SA付近で14時~23時に最長35km、東北道 加須IC付近で14時~22時に最長30km、中央道 小仏トンネル付近で11時~24時に最長30kmなどとなっています。

出典:NEXCO東日本

14日は東北道 加須IC付近で14時~22時に最長30km、関越道 高坂SA付近で14時~22時に最長30kmと予測されています。

17日と18日も休日割引の対象外

昨年のお盆期間は、荒天による出控えがあったため、今年は去年より多くの渋滞が予測されています。昨年は下りと上りを合わせて、10km以上の渋滞回数が315回、うち30km以上の渋滞回数が15回となっていましたが、今年は10km以上が504回、30km以上が18回と大きく上回る見込みです。

なお、GWやお盆休みなどの繁忙期は、休日割引の対象外です。休日割引は、ETC搭載車を対象として、土日・祝日の0時から24時の24時間、通行料金を3割引するというものですが、繁忙期は対象外となっています。

今年は、お盆期間となる8月10日(土)、11日(日)、12日(月)に加え、17日(土)と18日(日)も休日割引の対象外となっており、割引対象外の日数が拡大されているため注意が必要です。

出典:NEXCO東日本