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月990円から使える画像生成AIサービス GMO「ConoHa AI Canvas」

GMOインターネットグループは、Webブラウザとインターネット経由で利用する画像生成AIサービス「ConoHa AI Canvas」の提供を開始した。利用料は月額990円から。

「ConoHa AI Canvas」は、人気のオープンソース画像生成AI「Stable Diffusion XL」と、NVIDIAの最新GPUを採用したサービスで、Webブラウザから簡単に高品質な画像生成を楽しめる。初心者でも直感的に操作でき、生成した画像はクラウド上で一元管理が可能。また、生成枚数や機能制限がなく、高品質な画像を好きなだけ生成できるとしている。

「ConoHa AI Canvas」のコントロールパネルと「Stable Diffusion WebUI」は日本語表示に対応。生成された画像は、クラウド上のファイルストレージ「ファイルマネージャー」で保存と管理が行なえる。

Stable Diffusion WebUIの利用イメージ

料金は「エントリー」「スタンダード」「アドバンス」の3種類をラインナップする。

「エントリー」は月額固定の基本料金が990円、従量課金のWebUI利用料金(WebUI起動時間)が1分につき6.6円で、毎月1時間まで無料。ストレージ容量は30GB。

「スタンダード」は月額固定の基本料金が3,278円、従量課金のWebUI利用料金(WebUI起動時間)が1分につき6.6円で、毎月5時間まで無料。ストレージ容量は100GB。

「アドバンス」は月額固定の基本料金が7,678円、従量課金のWebUI利用料金(WebUI起動時間)が1分につき6.6円で、毎月13時間まで無料。ストレージ容量は500GB。

8月31日まではキャンペーンも実施し、期間中は全プランの基本料金とWebUI利用料金が半額になる。

同社では「ConoHa AI Canvas」のターゲットユーザーとして、ブロガーやSNS等のコンテンツクリエイター、コストを抑えて画像生成AIを利用したい人、高品質な画像生成を求めるデザイナーやクリエイター、などを挙げている。

高品質サービスを手頃な月額制で提供

画像生成AIは成長が見込まれる市場で、調査では知名度や利用経験が上昇中。ユーザーは「画像制作時間の短縮」「デザインスキル不足の補完」「高品質な画像制作」といった課題解決を期待しているという。

一方、高品質な画像生成には高性能なPC環境が必要になり、これらをクラウド上で利用するサービスは料金や機能制限が課題となるケースが多い。

そこで同社は、ホスティングサービスの「ConoHa」において、「ConoHa AI Canvas」を高品質な画像生成を誰もが手軽に利用できるサービスとして提供することで、クリエイティブの裾野を広げ、新たなイノベーションと感動を生み出すとしている。