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東京・昭島市に「代官山」誕生 8月1日町名変更
2024年8月1日 17:36
8月1日、昭島駅北側地区の町名が代官山に変更された。変更前は拝島町、上川原町、大神町、田中町だった地区で、住居表示は代官山一丁目~三丁目に変わる。
昭島駅北側地区で再開発が予定されていることから町名変更を実施した。7月31日には、大和ハウス工業が全277戸の分譲マンション「プレミスト昭島 モリパークグラン」の概要を発表している。
同地区の住所表示は、変更前は「○○町○○○○番地○○」だったが、変更後は「代官山○丁目○番○号」となる。例えば拝島第二小学校の場合、拝島町3927番地2から、代官山一丁目6番7号に変わる。道路など不変的なもので丁目や街区を振り分けるため、郵便物が届きやすくなるとしている。
「代官山」の町名については、23年7月に行なった新町名案の公募を経て、同年12月の市議会定例会にて決定した。「代官山」という名前は、拝島町の小字となっていることから緑地や交差点の名前に使用されており、室町時代に扇谷上杉氏の代官が館を構えていたと語り継がれていることに由来している。
郵便番号は、代官山一丁目から三丁目まで、すべて「196-0005」となる。これまでは、地区内の拝島町、上川原町、大神町、田中町で、それぞれ異なる郵便番号だった。
東京都内の「代官山」は渋谷区が有名で、東急東横線の駅名にもなっているが、町名は「渋谷区代官山町」。