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glo、最新加熱技術搭載の「HYPER」と新「ラッキーストライク」

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は、加熱式たばこデバイス「glo」のスタンダードモデル「glo HYPER」を8月6日に発売する。価格は2,480円。また、たばこ葉がこぼれ落ちないよう先端を密封した新しい「ラッキー・ストライク」も同時に発売する。価格は20本入り430円。

フラッグシップモデル「glo HYPER pro」の、最大加熱温度300℃を実現した「HEATBOOSTテクノロジー」、好みの加熱モードを選べる「TASTE SELECT ダイアル」を搭載。加熱モードは「スタンダードモード」と「ブーストモード」があり、スタンダードモードはより長いセッション時間、ブーストモードは最大300℃まで加熱することによる強く、満足感の高い感覚を特徴としている。

モードはデバイス上面のTASTE SELECT ダイアルで選択する

加熱を開始してから吸い始められるまでの時間は、スタンダードモードが20秒、ブーストモードが15秒。

デザイン性はglo HYPER proを踏襲しつつ、手の中にすっぽりと収まり、持ち運びやすいようシンプルに仕上げている。カラーはグラファイト・ブラック、ローズ・ゴールド、マラカイト・ティールの3色展開。

左からグラファイト・ブラック、ローズ・ゴールド、マラカイト・ティール

充電残量やセッションの進行状況などは、glo HYPER proではAMOLEDディスプレイにより表示していたが、glo HYPERではLEDライトを採用。充電残量は白、進行状況は青と、示している内容は色でわかるようにしている。

glo HYPERのLEDライトによるセッションの進行状況の表示
glo HYPER proはAMOLEDディスプレイを搭載している

glo HYPER proの販売も継続し、「新glo HYPERシリーズ」として2つのラインアップで展開する。glo HYPER proの価格は3,980円。

販売は、8月6日からオンラインストア、8月26日から全国の主要コンビニエンスストア、主要スーパーマーケット、9月2日からたばこ取扱店で開始する。

デバイス内にたばこ葉が落ちない「ラッキー・ストライク」

glo専用スティック「ラッキー・ストライク」全9銘柄を、スティックの先端をシールで密封する「StickSealテクノロジー」を採用した仕様にリニューアルする。デバイス内にたばこ葉が残ってしまうことを防ぎ、デバイスの掃除が不要となる。

左が新しいラッキー・ストライク。先端が密封され、従来製品(右)と違ってたばこ葉が露出していない

StickSealテクノロジーは5月にリニューアル発売した「neo」に搭載しており、ラッキー・ストライクへの実装は第2弾となる。

8月6日から全国の主要コンビニエンスストアおよびglo&VELO オフィシャルオンラインショップにて順次発売となるが、店舗の在庫状況により、切り替えタイミングが前後する場合がある。

BATでは、喫煙者が紙巻たばこからスモークレス製品に切り替えることを目指す事業をグローバルで展開しており、2030年にBATのスモークレス製品ユーザー5,000万人、2035年にBATのスモークレス製品の売上を全体の50%とすることを目標にしている。'24年上半期時点ではユーザーは2,640万人、売上は17.9%となっている。

日本では紙巻たばこからスモークレス製品への移行が顕著で、'24年第一四半期の売上本数は紙巻たばこが57%、加熱式が43%となっている。BATは、'25年には紙巻と加熱式が逆転すると見込む。

左から、BAT ヘッド・オブ・加熱式インサイト&フォーサイト マーク・ローム氏、ヘッド・オブ・加熱式プロダクトデザイン ジョナソン・リスター氏、BATジャパン 社長 エマ・ディーン氏