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メルカリ、“正式な名前がわからないモノ”200点を集めた展示会

メルカリは、期間限定の体験型施設「名前のわからないもの展」を東京・原宿で開催する。期間は8月20日~28日。入場は無料。

「名前のわからないもの展」は、日常にあふれていながら、名前がわからないことが多いモノを集めた期間限定の体験型施設。累計30億品が出品されているというメルカリでは、正式な名称が知られていないために、適切な商品名を付けられない、メルカリ内の検索に引っかからないという形になり、結果として見つけられなかったり購入されなかったりするモノが数多く存在しているという。

また企画の背景として、「商品名がわからないために出品さえされずに家に眠っているものも多くあるのではないかと考え、まだ使用価値のあるものを市場に循環させたいという願いを込めた」としている。

展示では、メインとなるギャラリースペースにて、200点以上の「メルカリで売られている名前のわからないモノたち」を紹介。正式な名前のほか、由来や歴史なども解説される。

また、「金魚すくい」ならぬ「ランチャームすくい」も用意。ランチャームは、弁当などに入っている魚の形をした醤油さしの正式名称。成功するとオリジナル缶バッジが当たる巨大ガチャに挑戦できる。

メルカリではあわせて、正式な名前があまり知られていないアイテムについて知名度の調査も実施している。「パンをとめるやつ」などと言われる「バッグクロージャー」は知名度が39%、カレーのルーだけが入れられて出てくる「カレー入れ」などと呼ばれる器「グレイビーボート」は知名度22%、ラーメン屋などで麺を湯切りする「湯切り」「麺ザル」などと呼ばれる「てぼ」は知名度16%、といった結果になっている。

バッグクロージャー
グレイビーボート
てぼ

同社はさらに、本イベントのアンバサダーとして「映画やドラマで見たことはある気がするが名前まではわからない」という、「名脇役や再現ドラマで一度は目にしたことがある俳優さん」3名の就任も発表している。

左から佐藤祐一、呑山仁奈子、芳野友美

「名前のわからないもの展」の開催場所は、東京都渋谷区神宮前6-5-10の「UNKNOWN HARAJUKU」(アンノン原宿)。期間は8月20日~28日、時間は各日12~20時。入場料は無料。入場には電子チケットサイト「ライブポケット」にて、事前もしくは当日の入場整理券の予約が必要。