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PayPayほけん「熱中症お見舞い金」、酷暑で10日で3万件増
2024年7月29日 16:02
PayPay保険サービスとZフィナンシャル、PayPayは、「PayPay」内のミニアプリ「PayPayほけん」において、4月22日に提供を再開した「熱中症お見舞い金」の2024年度の加入件数が、サービス提供開始以降、最速で10万件を突破したと発表した。特に7月16日から25日までの10日間では、加入件数が3万件増加している。
熱中症お見舞い金は、熱中症リスクに特化した、1日100円から加入できる保険商品。2022年から毎年期間限定(4月下旬~10月末)で提供している。加入者は保険期間中に日射または熱射により障害を被り、病院などで医師により点滴治療を受けた場合、治療保険金が支払われる。
2024年は4月の全国平均気温が過去最高を更新し、連日真夏日が続いたことから、同保険の加入件数は、提供再開以降、前年同期比約3倍で推移。7月18日には、2024年度の加入件数がサービス提供開始以降、最速で7万件を突破したことを発表していたが、そこから10日間でさらに3万件増加し、最速で10万件突破に至った。
熱中症お見舞い金では昨年の加入者には「リピート割」が適用されるが、7月中旬以降の酷暑に伴い「リピート割」を利用しない新規の加入者は72%を占めている。
申し込みは本人だけでなく、家族全員分まとめて行なうことも可能。これまでの加入件数のうち、約半数は申込者の子どもや配偶者、親など家族のための契約だった。また今年は、屋外のライブやコンサートなど、イベント時の熱中症対策としての活用も人気があるという。