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オメガ、パリ五輪を記念したビンテージデザインの特別モデル

腕時計ブランド「オメガ」は、7月26日に開幕する「パリ2024オリンピック」に合わせて、新作「パリ 2024 ブロンズゴールド エディション」を発売した。手巻きの機械式腕時計で、価格は184万8,000円。

オリンピックの金・銀・銅のメダルをオマージュした素材と、ビンテージ・デザインを採用する特別モデル。ケースにはオメガ独自の合金である「ブロンズゴールド」が採用されるほか、ダイヤルは「Ag925 シルバー」製で、針にはベース素材として「18K セドナゴールド」が採用されている。

シルバー製ダイヤルの中央には、フランスの職人技に由来する「クル・ド・パリ」パターンの装飾が施される。オメガのロゴはビンテージスタイルで、細部までこだわった。ケースバックにはブロンズゴールド製を示す「BG 859」の刻印が施され、パリ五輪のメダリオンで装飾される。

シルバー製ダイヤルの中央は「クル・ド・パリ」パターンの装飾。オメガのロゴはビンテージスタイル
ケースバックにはブロンズゴールド製を示す「BG 859」の刻印が施され、パリ五輪のメダリオンで装飾される

オメガは1932年からオリンピックの、1992年からはパラリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めている。「パリ 2024 ブロンズゴールド エディション」は、1939年に製造されたオメガの腕時計(通称、CK 859)からインスピレーションを得て製作された2022年発売の特別モデルがベースになっており、オリンピックとの長年の歴史をビンテージデザインで表現しているのが特徴。

この1939年のモデルには、スモールセコンドの手巻きムーブメントで名機と呼ばれた「キャリバー30T2」が搭載されていた。新作は、同じくスモールセコンドで手巻きの「オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター キャリバー8926」を搭載する。パワーリザーブは72時間、振動数は25,200振動/時間、石数は29石。

風防は両面無反射コーティングのドーム型サファイアクリスタル。防水性能は30m防水(3気圧)。本体サイズはケース径が39mm、厚さは11.7mm。

「パリ 2024 ブロンズゴールド エディション」(Ref.522.92.39.21.99.001)、184万8,000円

「パリ 2024 ブロンズゴールド エディション」の直接的なベースモデルは、オメガの定番的なコレクションには属さない特別モデル(スペシャリティーズ)として2022年に発売された、ステンレススチール製ケースの「CK 859」。2022年に開催された北京2022オリンピックでは「CK 859」をベースにしたセドナゴールド製ケースの特別モデルもラインナップされた。

2022年に発売の「CK 859」(Ref.511.12.39.21.99.002)と、北京2022の「Olympic Games Collection」(Ref.522.52.39.21.04.001)