ニュース

アドビ、PhotoshopやIllustratorに生成AIの新機能

アドビは、IllustratorとPhotoshopに、新機能を追加した。IllustratorにはAdobe Fireflyを使った「生成塗りつぶし」機能や「パターン生成」など、Photoshopには新しい「選択ブラシツール」や「画像を生成」機能が一般提供される。

Illustratorの新機能

「生成ベクター」(ベータ版)は、Adobe Fireflyによりテキストからシーン、被写体、アイコンなどのリアルなベクターグラフィックを作成できる機能。イメージするベクターグラフィックの簡単な説明(プロンプト)を入力し、クリエイティブコントロールを設定するだけで、複数のバリエーションの出力が生成できる。最新バージョンでは、構成、ディテールのリアルさ、雰囲気やライティングが改善され、より高品質な画像生成が可能。

「生成塗りつぶし(シェイプ)」(ベータ版)は、デザイナーが独自のスタイルでシェイプに詳細なベクター図案を追加できる機能。コンセプトのアイデア出しや、既存の作品にディテールを加えたりできる。

強化された「パターン生成」(ベータ版)は、シンプルなテキストプロンプトを使用してデザインプロジェクト全体でカスタマイズされたベクターパターンを考案、作成、拡大できる機能。

「スタイル参照機能」は、被写体、シーン、アイコンなど、独自のスタイルにマッチしたベクターグラフィックの編集、拡大・縮小が可能な機能。

その他、製品パッケージやアパレル製品などのオブジェクトの曲線やエッジに合わせてアートを自動的に変形する「モックアップ機能」、パッケージデザインなどでプロジェクトに正確なサイズを簡単にプロットできる「寸法ツール」などの機能も追加される。

Photoshopの新機能

Photoshopの「画像を生成」は、Adobe Firefly Image3モデルを試用し、画像の生成が行なえる機能。4月からベータ版が提供されていたが、一般公開が開始される。また、生成塗りつぶし機能には「ディテールを向上機能」を追加。大きなサイズの画像フォーマットで塗りつぶしをする際に、より鮮明で詳細な画像を生成できる。

その他、選択、合成、フィルターの適用をより直感的に行なえる「選択ブラシツール」や、画像の一部に対して非破壊的な調整を行なえる「調整ブラシツール」などが追加される。