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AWS、生成AIビジネスを支援する「推進プログラム」

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は、生成AIを活用したビジネスイノベーションの実現を支援する「AWSジャパン生成AI実用化推進プログラム」を開始した。「モデル開発者」向けと「モデル利用者」向けの2種類で構成され、生成AIの利用目的や検討状況に応じて最適な支援内容を提供する。

「モデル開発者」向けのプログラムでは、利用者独自のデータを活用し、ビジネスの目的に合わせたファインチューニング、継続的な事前学習、新規モデル構築などの手法により基盤モデル自体をカスタマイズすることで、ビジネス課題解決を支援する。

「モデル利用者」向けのプログラムでは、公開されている基盤モデルを活用し、さまざまな手法によりモデルの応答をカスタマイズすることでビジネス課題の解決を支援する。

また、モデル開発者向けプログラムでは、分析環境の構築支援として、総額1,000万USドル規模のAWSクレジットも用意。想定コストの半額を上限として提供し、AWSサービス利用料負担を軽減する。

原則的に参加希望者は、AWSジャパンとのディスカッションを行なって課題やそれに対するプランなどをヒアリングすることで具体的な支援内容を決定する。

支援対象は、モデル利用者は、日本国内に法人または拠点を持ち、生成AIのビジネスへの適用をこれから検討する企業・団体。モデル開発者は、日本国内に法人または拠点を持ち、独自データを用いて各企業に特化した生成AIモデルのカスタマイズを検討している企業・団体。申し込みは専用の応募フォームから行なう。支援期間は10月31日まで。