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東京の銭湯値上げ 大人550円に

8月1日からの入浴料金統制額(上限額)

東京都は、都内の銭湯の入浴料金統制額を改定し、550円に値上げする。実施は8月1日から。

都内の公衆浴場(物価統制令が適用される“銭湯”)の入浴料の上限額が改定され、12歳以上の「大人」は現行の520円から550円に値上げされる。なお、6歳以上12歳未満の「中人」は200円、6歳未満の「小人」は100円で、それぞれ据え置き。

都によれば、都内の銭湯は利用者の減少や施設の老朽化などで転廃業が続出、著しく減少している状況。2019年末で520件だったところが、2023年末には444件にまで減少した。延べ利用者数は2019年末で2,339万人だったところが、2023年末には2,007万人に減少している。