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Windowsブルースクリーン問題、CrowdStrikeが問題特定・修正と声明

ブルースクリーンのイメージ(今回の不具合とは無関係)

セキュリティ企業のCrowdStrikeは19日、Windowsシステムにおいてブルースクリーンが頻発する問題について声明を発表した。この問題は、サイバー攻撃ではなく、同社の問題は特定され、修正プログラムを配布開始したとしている。

日本時間では19日午後から、Windowsブルースクリーンになり、強制的に再起動を繰り返すトラブルが発生。この問題は世界規模で発生しており、米国や欧州では飛行機の欠航など公共交通機関への影響などが報じられ、日本でも業務への影響を発表する企業が相次いでいる。

この問題の原因について、CrowdStrikeの「CrowdStrike Falcon Sensor」と指摘されていたが、同社ではその問題を特定したとする。クラウドベースのセキュリティソリューション「CrowdStrike Falcon」の一部であり、主に大企業に導入されているもの。CrowdStrikeによれば、「問題は特定され、分離され、修正プログラムが配布された」としており、採用企業向けにはサポートポータルを確認し、担当者に連絡するよう呼びかけている。

CrowdStrikeは19日付けで、George Kurtz CEO名義で顧客へ謝罪するとともに、再発防止に取り組むと表明。また、今回の不具合の詳細や対応策についても公表した

【更新】謝罪や対応策について追記(7月20日12時)